妊娠出産と頑張ったお母さんへ。
お母さんを支えたお父さんへ。
生まれてくる赤ちゃんへ。
様々な気持ちを込めて贈られる出産祝い。
とても喜ばしいことですが、「お祝いってどうしたらいいんだろう?」と焦ったことはありませんか?
私も家族や友人、会社の同僚へお祝いを贈るとき、
「いくらつつめばいいんだっけ?」
「いつ渡したらいいんだろう?」
と、曖昧な記憶をたどっていました。
そこで今回は、出産祝いを贈る際のマナーについてまとめてみました。
「いつ」、「どのように」、「何を」、「どれくらい」、
どうすればマナー違反にないか、基礎知識を解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・出産祝いを贈るタイミングが知りたい
・出産祝いの贈り方が分からない
・出産祝いに何を贈ればいいのか分からない
・出産祝いの相場が知りたい
出産祝いを贈るタイミング
いつまでに贈るの?
出産祝いは命名書を飾ってお祝いをする「お七夜(生後7日)」から「お宮参り(生後1か月)」までの間に贈るのが一般的です。
ですが、産後1週間近く入院しますので生後7日では早すぎるかもしれません。
出産祝いのお返しである「内祝い」がお宮参り頃になりますので、産後2~3週間の期間に贈るのがよいです。
ただし、必ず母子の健康を確認してから贈るようにしましょう。産前に贈ってはいけません。
時期が過ぎてしまった場合
お祝いのタイミングを逃してしまった場合でも、祝福の気持ちとひとことお詫びの言葉を添えて贈れば大丈夫です。
出産祝いの贈り方
出産祝いは直接?郵送?
基本的にお祝いは直接渡すのが正式ですが、出産祝いに関しては一概にそうとは言えません。
産後の赤ちゃんやお母さんの体調面を考慮して、郵送する方の方が多いでしょう。
受け取る側も気を使わなくて済みます。
どうしても直接会って贈りたいという方は、事前に連絡を取り、相手に合わせて伺うのが最低限のマナーです。
のし紙について
出産祝いに「のし」をつけるのは堅苦しいかなと思われるかもしれません。
ですが、受け取る側は誰からの贈り物なのかすぐに確認することができるので、のしをつけた方が親切です。
しきたりを重んじる方や目上の方に贈るのであれば、特につけておいた方が無難です。
ただし、リボンラッピングがされた贈り物にはのしはつけません。のしとリボンはどちらかでよいです。
出産祝いののし紙は赤と白の水引を5本ずつ、花結び(蝶結び)で引いたものを選んでください。
「何度あっても嬉しいこと」という意味が込められています。
水引の結び目の真上には「御祝」や「御出産御祝」といった表書きを書きます。
真下には贈り主である自分の名前をフルネームで書きましょう。
出産祝いに贈るもの
一般的にはベビー服などの赤ちゃんがよく使うものを贈りますが、両親の好みもあるので少し難しいですね。
いくつあっても嬉しいスタイやタオル、オムツなどを贈ると喜ばれます。
ベビー服を贈るなら少し大きめのサイズのものを贈りましょう。赤ちゃんの成長は早いので。
また、物ではなくお金を贈ることも最近増えてきました。
子育てには何かとお金がかかりますし、内祝いを贈る目安もつけやすいのでお金はとても喜ばれます。
出産祝いの相場
出産祝いの相場は関係によって異なります。
2で割り切れる数字は縁起が悪いと昔から言われていますので、現金で渡す場合は割り切れない金額で渡すようにしましょう。
また、高額すぎるとお返しが大変になってしまいますので注意しましょう。
・親族の場合
10000~30000円
・友人、知人の場合
5000~10000円
・会社関係の場合
5000~10000円
最後に
お祝いは贈る相手に喜んでもらうことが一番大事です。
相手の家族の笑顔を想像しながらこちらも楽しく考えましょう。